2008年7月2日

■北陸の米粉生産量は全国の25%!

米は、国内で唯一自給できる穀物です。しかし、米の消費量は食生活の多様化や欧米化により年々減少しています。
このような中、近年では、米を粉状にし(米粉)、その粉を利用した食品の開発が各地で取り組まれ、製粉技術や製パン技術等の向上により、パンやケーキ、麺類などへの利用も広がってきています。最近においては、大半を輸入に頼っている小麦粉の高騰などから、米粉のいろいろな可能性に注目が集まっています。
 
北陸管内では、平成18年度の年間米粉の製造数量は約26,000トンで全国の約25%を占め、そのうちパン用などの製造数量は約2,400トンで、全国の約40%に達するなど他地域に比べて米粉利用の取組が進んでいます。特に全国一の米どころである新潟県では、小麦粉消費量の10%以上を米粉に置き換える「R10プロジェクト」の取組が積極的に進められています。
 
今後米粉の普及拡大を図っていくためには、原料米について低コストで安定的に供給できる体制をつくっていくことや、米粉の特性を生かした新たな商品開発と安定的な販路を確保していくことが課題だと言われています。販路を確保していく上においては、地産地消を推進していく観点からも、学校給食での利用拡大を図っていく取組も有効です。ちなみに、管内における平成18年度学校給食実施小・中学校数は1,736校で、うち米粉パン導入校は749校であり、約4割の小・中学校で導入されています。また、今まで導入校がなかった石川県においても、今年、小松市で導入される予定となっています。
 
北陸農政局では、地方自治体や関係団体と連携し、米の利用拡大のため米粉の普及を後押ししていきたいと考えています。

≪お問い合わせ先≫
北陸農政局 食糧部 消費流通課
TEL 076-241-3151 西川、石橋 まで

 

                                    〜北陸農政局消費・安全部消費生活課ニュース〜